らる中学受験2028

中学受験をするかもしれない子どもの成長記録。

「中学受験は算数で受かる」を読んだ低学年通塾勢の感想

らるです。

下記、読了。とても面白かったです。

高学年に関係するところや、算数の具体的な分野・対策については割愛して、ざっくりとした感想を記録。

ちなみに、算数の入試問題は難化しているとのことですが、一般論として、なぜなのでしょうか。インフレ?この現象は大学受験でも同様?まあでも差がつきやすくて、皆こぞって対策をして差がつきにくくなって、さらに作問に工夫が・・・というのはなんとなくわかります。

勉強のやり方を変えれば成績が伸びるとして、避けるべき学び方が4つ挙げられています。

「1000本ノック式勉強」「無駄な繰り返し勉強」「塾の宿題に追われる勉強」

→要は個人に合わせた勉強効率の最適化という話でしょうか。順序立てて、優先順位をつけた、理解度の確認(=復習)を踏まえた学習の進め方、という話ですね。確かに集団塾に通うだけだとこの観点が抜け落ちる場合はあり得ますよね。小学生がそれをできるかというと多分個人差があるので、親のコミットがある程度必要ということでしょう。

・毎日、少しずつの復習

→うちは毎日は無理なので、週に何回か分割して子供に計画してもらっています。授業で習ったことは確かに時間が経つと忘れてしまいます(詳しく知らないですが、忘却曲線の研究が色々あると思いますが、まあ、当然でしょう)。A・B・Cレベルの問題があるとして、1日目はA・B、2日目はC。通塾前日にざっと見直し、などです。あとは、復習テストはコピーしておいて(あるいは間違えた問題を「抜粋」しておいて)、時々チラ見させてみたり。

・家庭学習の効率化

→2章で触れられていますが、具体的な個別最適化の方策について詳述されています。家庭で活用しやすい情報だと思います。

「低学年からの早すぎる先取り勉強」

→うーん、だめですか?早すぎるの定義と、先取りの具体例を示す必要がありますかね。ここでは先取りのリスクとして、低学年のうちに扱える先取り内容は範囲が絞られているので内容が浅くなり、いざ本格的に学びはじめた時に授業を軽く聞くようになってしまう、とのこと。性格によりますかね。

「算数」の学習方法

とても広い学習単元について整理されています。計算や比については具体的な問題の考え方も紹介されているので、いわゆる受験算数に馴染みがない方でもわかりやすく読み進められるのではないかと思います。

塾の活用法

5分で良いので「予習」が重要と述べられています。能動的な学習を進めるにあたっては基本的な概念だと思います。復習だけで良いとされながら、「あ、これ最レでやったことあるよね〜」などという雰囲気が高学年ではあるあると聞いたことがありますが、精神的余裕により授業の理解度が向上するというのはうなづける話です。予習が必須とされていないので、完璧に予習できていなくても怖くない、というのは前提として安心ですね。

あとは、復習テストと実力テストの使い分け、宿題の”取捨選択”的な話もありました。

テストの活用法

テストは受けっぱなしではいけない、学びの貴重な機会である、という話でした。テストの多さに圧倒されることもあるかもしれないけど、良問が多いと思うので、あとは使いようですよね。

過去問の使い方の話

6年春から解き始めようとありました。2月の勝者を読んだ時、早く解き始めても全く歯が立たなくて逆効果とあったりしました。でも、これも個別最適化の話でしょうか、早いこと目標地点を確認しておかないと、ゴールまでの距離を見誤るよ、っていう話ですよね。大学受験においてすらよくある失敗なので、まあ確かに一理あると思います。

まとめると

「ムダな勉強」をやめ、時間をうまく使う!

とのことですが、スケジューリング、勉強法、テスト、塾、過去問など、全てを鵜呑みにせずにそれぞれの状況にあった形に柔軟に適応して、うまいことやろうねって話でした。

とりあえずうちは、

1. 今の中受塾を継続してペーシング

2. 算数は特訓講座もweb受講してちょっぴり先取り(本人が楽しい限り)

3. 頑張りすぎず、たくさん遊ぶ

という感じですね。3は特に大事で、色々なところに遠出したりしてます。

色々気になるけど、通塾しているのであれば、+αの市販ドリルとかやりすぎてる場合ではないんだろうなと思っています。復習は1で良いし、先取りは2で足りるし、実力テストの活用も含めたら必要十分でしょう。

なんだかまとまっていないような気もしますが、今回はこれでおしまい。

面白かったのだけれど、もっとゴリゴリ算数成分多めの本かと思っていたのはここだけの話。

通塾開始3ヶ月【算数】

らるです。

某中学受験塾に通い始めて3ヶ月が経過しました。特に算数の先取り教育をしていない状態で入るとどうなるのか、という備忘録と思考録だと思っていただけると幸いです。まだ小2なのであまり負荷をかけないようにしつつ、日常生活の中に学習習慣を維持すること、少し発展的な内容や毎回のテストから良い刺激を受け取れるようにすることを心掛けました。

これまでやってきた内容と、2月からはじまった内容にギャップがあるので、混乱がみられました。昨年通っていた塾ではそれほどペースは早く無かったのですが、割と余裕があるように見受けられたので自宅で先取り教育を少し促そうとしたところ、生真面目な性格だからか、「それはまだ塾でやってないからやらない」というスタンスでした。なるほどなあ。

さて2月以降それがどうなったかというと、ちょっとギャップがあることになんとなく気づいているようで、復習テストでなかなか満点が取れないことが悔しいようです。かといって、「前の塾は毎回100点が普通で、簡単すぎてつまんなかった〜」とも言っているので、点数が取れないことで別にメンタルがやられているわけではないようです。

宿題の範囲を発展的な内容まで指定されていることに、若干「難しいからいやや〜」などと文句を言いつつ、実際まだそれほどまでに難しい問題ばかりでは無いため、最後まで一応きっちりやっています。だからと言って、復習テストで解けるように完璧に理解するんだ、というモチベーションまではないみたいなので、ムラがあります。

たまに悔しがるので、最近は前日・当日に「ちゃんと見直しする〜」などと述べつつ勝手に自習?しています。つまづいた箇所はというと、

・序数(何番目と何人を時々混同)

・単位の変換(m, cm, mm)

・植木算(テープののりしろ問題)

などでした。特に植木算は、テープののりしろはまだすんなり理解できたようですが、ひもを結ぶとその分だけ短くなるという概念がしっくりこなかったようです。

ちなみに心配していた九九はとても楽しく取り組んでいるようで、割り算もすんなり進みそうです。

復習テストはそれなりにできるのですが、計算テストはなかなかスピードが上がらないからか、平均点に届かないことも多いです。まあいきなり速く解けなんて行っても即座に適応できるわけがないので、ゆっくりやっていけば良いと思っています。計算を速くするための方策については以前に別記事でまとめました。

jukenral.hatenablog.com

山本ドリルは毎日やる時間が取れないので、時々やっていました。むしろ毎日塾の計算ドリルを少しずつこなしたり、通塾日の前に何回か模擬テスト的なトライアルをしてみたり、あるいは、過去の計算テストの解き直しをしてみたり、といった感じでのんびり過ごしています。この辺はもうちょっと伸び代ありそうだけど、焦っても良くないので、本人のペースにある程度任せています。

さて、算数については実は塾の特訓講座的なものをwebでとっています。配信ペースからはかなり遅れ気味ですが、今のところ音をあげたりはせずに、時々気が向いた時に進めています。それにしてもこの講座に付随する計算テストは同じ時間で問題量が2倍ですエグい。大人がやっても大変なので、こっそり楽しんで時間測ったりしています。一応自宅で復習テストと計算テストはやるけど、レベル的に、こりゃ現時点で躍起にならなくても良さそうだ。もうちょっと通常講座レベルでcatch upできたら、この計算スピードにチャレンジすることにしよう。とりあえず直近の目標としては、虫食い算がパズルみたいで好きなようなので、どんどん計算ドリルを進めてもらう予定。

なお、小学校では今年の目標が「九九をマスターしよう」的な感じだそうです。いや、割と意識高い系の親御さんが多いpopulationだと思うので、皆きっと、「そんなんもうできてますけど」と思っているに違いない。小学校の先生も大変だろうなあ。

↓うちのお風呂で半年前から活躍しているポスター。

ではまた。

語彙ゴイスー

らるです。

公開テストの国語では語彙(慣用句)の知識問題ができなかったようです。

それなりに読書をしているとはいえ、本に出てくる細かい語句をきちんと理解しているわけではないようですね。さて、低学年では語彙力upのために何ができるでしょうか?

語彙力をつけるための書籍

マンガでわかる!10才までに覚えたい言葉1000

1年くらい前に購入したこちらの本。花まる学習会の高濱先生監修。よく車移動の時に読んでいます。ちょこっとついているマンガが面白いようで、言葉によってはイメージが湧きやすくて覚えているみたいです。また、ところどころに確認クイズみたいなのがついていて、ゲーム感覚で見ています。親が理解度チェックのようなことをしてはいないので、網羅的な暗記はしていません。面白い言葉があるんだという導入にはなっている気がします。

続編も出ているようです。

小学国語 ことわざ 慣用句 (早ね早おき朝5分ドリル)

手軽にちょっとずつこなせるドリルです。夏休みとか春休みとかには、学童に持っている簡単なドリル欲しい?って聞くと欲しい欲しいってなってホイホイ買うんですが、最近本屋さんで見せたら、いやや〜、中学年って書いてあるから〜、とのこと。いやいやあなた中学年用のドリル(都道府県)買ってたやん。子どもの気分はわからないものですね。

やっぱり国語辞典

ドラえもんはじめての国語辞典

年中?年長?の頃に購入した辞書。ドラえもんは偉大です。知らない言葉に出会うたびに、辞書をひいて、語句にマーカーをひいて、そのページにふせんを貼る、という儀式。今ではルーチン化されて、もうふせんだらけ。テストでは時々ある単語に関連した複数の慣用句を問われたりしますので、たまにはある言葉を引いて、その周辺の似たような言葉に総当たりする、というのも楽しい使い方ですよね。

それではここでちょっと羅列します。目が含まれる語句。

目新しい。目当て。目上。目移り。目が利く。目がくらむ。目がける。目頭。目方。目が高い。目がない。目から鼻へ抜ける。目くばせ。目先。目指す。目ざとい。目覚ましい。目覚める。目障り。目下。目じり。目印。目立つ。目つき。目と鼻の間。目に余る。目には目を歯には歯を。目に見えて。目にも留まらぬ。目に物見せる。目抜き通り。目の上のこぶ。目の敵。目の付け所。目鼻がつく。目鼻立ち。目分量。目星をつける。目もくれない。目元。目盛。目安。目を疑う。目を奪う。目を覆う。目を掛ける。目を配る。目を凝らす。目を皿にする。目を白黒させる。目を背ける。目を付ける。目を通す。目を盗む。目を離す。目を光らす。目を細くする。目を丸くする。目を回す。目を見張る。木目。役目。横目。

こんなにあるんですね。うまく説明できないものもあった...。

ちなみにPCで打っていたら、眴(めくばせ)という漢字に出会いました。

難読漢字で思い出しましたが、テレビで東大王を時々みています(難問オセロが好きだったんですが、最近なくなったのかな?)。難しい漢字が読めるってだけで尊敬しますホント。子供が漢字の勉強をしているので、自分も触発されてとりあえず2級の本を買いました。意外と難しいのです。

さて話を辞書に戻しまして、国語辞典は低学年用しかないので、いつか買い換えないとな〜。何がいいんでしょう。三省堂にしようかな。「ことばハンター」を読んで、とても面白かったので。三省堂国語辞典の編纂者、飯間浩明さんが書かれている本です。テレビにも時々出演されていますよね。

別に参考書や辞書が全てではない

普段の生活が、すでに言葉に溢れているんですよね。わざわざ本を買わなくても、いくらでも素材は周りに転がっているわけです。小学校の教科書もそうだし、うちは通塾をしているので塾のテキストの文章もそうです。なんとなく流し読みをしていて、知らない言葉は深く考えずにスルーしているんですよね。手間暇はかかりますが、こういうテキストの語句を家でもピックアップして身につけていくのが地道だけど一番大事なんでしょうね。

親子の会話でも、時々わざと難しい慣用句を使ったりして、子どもの興味をひいています。幸いナニソレ〜って食いついてきてくれるので、面白おかしく使い方を教えたりして楽しんでいます。

あとはテレビとか、図書館で借りてくる本とか、チラシとか、新聞とか、活用できるものはいくらでもありそうです。新聞といえば小学生新聞をとるかどうかも悩みますが、これはまた次の機会に。

親も語彙不足なので、人生日々是勉強です。

春休みの学童に持っていったドリル

らるです。

もうすぐ春休みも終わりですね。今回は学童に持っていったドリルについてです。

小2計算(早ね早おき朝5分ドリル)

塾の宿題ですさんだ心にはちょうどよかったみたいです。

足し算と引き算の筆算、長さの単位、かさの単位、時刻と時間、九九、などでした。

サクサク進んで、あっという間に終わってしまいました。

いちまるとはじめよう!わくわく漢検9級

とりあえずいちまるくんが好きなので、まずはこれから。公式が出してる低学年向けのドリルですね。クイズとか迷路があるので子供が楽しんでいました。とっつきやすいのですが、用例があまり紹介されていないのが欠点ですかね。サクサク進みすぎて、あっという間に終わってしまいました。身についたかというと結構微妙。小2で自学だけではなかなか完璧にはなりませんね。

すみっコぐらし学習ドリル小学2年の漢字

あまりにもはやくいちまるくんが終わってしまったので、漢字大好きっ子が2冊目をご所望で、買いました。1年の漢字もすみっコが活躍したので、2回目の登場です。用例もそれなりに乗っているし、関連するトピックごとに漢字がまとまっているので、イメージがしやすい作りになっています。漢字はとっても好きなようで、どんどん進んでいます。多分、読み聞かせをしまくったのと、街中の漢字を一緒に読みまくったのと、読めるたびにこれでもかというくらい褒めちぎっていた努力の成果だと思います。いちおう、夏頃に漢検9級を受ける予定です。

小学社会 都道府県と世界の国(早ね早おき朝5分ドリル)

本屋さんで自分で選んでました。都道府県の漢字はまだ習っていないものが多いのですが、公文が出してる日本地図パズルが好きなので都道府県の形は大体覚えているので、やってみたかったようです。コロナ禍も明ける(ことになっている)ので、あちこち旅行に行って色々な都道府県に触れたいです。

グレードアップ問題集小学1・2年さきどり理科

以前買って本棚の肥やしになっていたドリル。都道府県で社会に触発されたためか、理科がやりたいと言い出して、自分で引っ張り出して持っていってました。といっても、ほとんどが文字をなぞる部分が多いんですけどね。植物、動物、人体、大地、天気、太陽、天体、水、電気と磁石、重さと力、という内容です。図書館でよく「◯◯のふしぎ」とか「◯◯のひみつ」とかいうscientificな本を借りて読んでいるので、以前より興味が沸いているようです。そのうちまた科学館に行ってみようかな。

勉強だけじゃない

もちろん学童では勉強ばかりしているのではないです。45分間だけ勉強時間が設けられていて、その間は集中して何かをやりましょう、ということになっています。あとは本を読んだり漫画を読んだりおもちゃで遊んだり鬼ごっこをしたり...etc へとへとになって帰ってきます。友達もたくさんいるようなので、ある程度バランスよく生活できているんじゃないかな。

春休みもあとちょっと。さて新年度の準備をしないと(親が)。

ドリる算数

らるです。

計算で思い出したのですが、ドリる算数を時々やっています(主に親が)。

drill-sansu.com

算道場で、

足し算、引き算、掛け算、割り算

1桁、2桁、などなど

ランキングが時々開催されています。

 

スマホだとちょっとタッチ感が難しくてミスることが多いので、

多分PCのテンキーでやるのが一番速いですね。

子供もなぜかこういうゲーム感覚の方が食いつきが良いです。

意外と問題数があるので、脳みそがとろける感じの負荷がかかって、やみつきになりますよ。

計算を速くしたい

らるです。今日は計算の速さについての記事です。

はじめに

算数の要は計算の速さ、というのはあちこちで聞く話です。中学受験では計算が鬼速いだけで無双できる、という人もいます。さて、どうすれば計算が速くなるのでしょうか。

うちは特に算数の早期教育をせずに小学校に入りました。小学校受験の時に通っていた塾を継続して、簡単な足し算と引き算はやっていたかもしれませんが、速くなるようにトレーニング、というほどはやっていませんでした。その後も、小学校の(特に負荷のない)宿題と、同じ塾(ゆったりとした進度、多くはない宿題量)をのんびりと継続するくらいで、知らぬ間に時が過ぎていきました。

その後は、小1の6月、全国統一小学生テストを受けてみたり、某中学受験塾の夏期講習に行ってみたり、秋頃からも時々テストを受けてみたりして過ごしていました。冬頃から小学校で百ます計算の宿題が始まり、時間を測定することで計算が遅いことが明らかになりました。

今回は、計算を速くするための方策をいくつか考えてみたので記録として残しておきます。

百ます計算

10×10=100マスの表があって、縦横それぞれ0〜9(1〜10)の数字が入っていて、計算をするというもの。足し算としてやることが多いですかね。学校での目標は3分を切ることとなっていましたが、最初は5分以上かかっていました。なぜ遅いんだろうとよく観察すると、

  • 書くのが遅い(手の動きがいちいち大きい、鉛筆を動かすスピードも遅い)
  • 縦横の当該マス目の数字を視認するのが遅い
  • 時々繰り上がりの計算で詰まる
  • そもそもそんなに急いでいない(性格)

ということがわかりました。練習すればどれも速くなりそうだなと思ったのですが、1番目と2番目は成長の程度や巧緻性の発達にもよりそうなので、まああまり焦るのもよくないかなと感じています。百ます計算に関する書籍は色々ありますが、以前購入したのは下記です。

これは完成して指定のますを塗りつぶすと絵になる!というもので、子どもの受けはよかったです。でも、塗るのに集中されるのでさっぱり進みませんね。とっかかりとしてはありです。

くもん

低学年から通っておいて、4年生から中学受験塾に移る、というのがやはり王道なのでしょうか。知人はくもんに通わせている人が多い(n=2)です。なんとなく単純作業なイメージなのと、家庭での負担と、そもそも親の送迎の負担などの複合的な理由で早々に断念していました。おおたとしまささんの著書を読んでみて、メリットとデメリットを含めた全体像がよく理解できました(おすすめです)。

くもんの特徴として、スモールステップの積み重ねになっているという点が最も重要だと思います。しかし、スモールステップがうまくハマるかどうかは個人の性格も大きいのだろうなと思いました。自分だったら嫌かも。

さて、おおたとしまささんといえば勇者たちの中学受験ですね!

夢中になり一気に読みました。この感想はまたどこかで。

そろばん

計算、暗算が速くなるといえばそろばんでしょう。これも当初考えたのですが、他の習い事との兼ね合いで断念しました。調べてみるとオンラインでやるものもあるのですね。オンライン・Live(ネットで規定の時間に受講)だと(受講時間に諸々を合わせる点で)親の負担が大きいのですが、オンライン・On demand(自宅でいつでもできる)ならfeasibleかもしれないと今になって思い至りました。そろタッチとかどうなんでしょう。ちょっと検討してみようかな。

www.sorotouch.jp

山本塾の計算ドリル

大阪で算数の個人塾を主宰されている山本先生が出版されている計算ドリルです。四則演算のレベル別に目標タイムが設定されており、合格タイムがクリアできるまでコピーして繰り返し取り組む前提のドリルです。

www.yamamotojuku.jp

中学受験塾で本格的に算数を習う場合、一定以上の計算速度が必要とされます。その前にこのようなドリルで計算が速くできるようにしておきましょうね、というものです。子どもはまず百ます計算をやりたがったのでこれは後回しになっていますが、そろそろトライしてみても良いかもしれません。

ちなみに山本先生のYouTube動画はとっても面白い!ので、時々拝見しています。


www.youtube.com

塾の(計算テストなどの)復習

塾の計算テストでは、通常5分で10問が課されます。慣れていないと、5分では終わらない人もいるのではないでしょうか(そう思いたい)。特訓講座の計算テストでは5分で20問なので、さらにハイスピードが要求されます。これらのテストでは、通常の一般的な足し算・引き算に加えて、計算の工夫を必要とする問題が含まれます。

例えば、

23+18+47+52=?

などです。頭から順番に計算をしても良いのですが、足して1の位がゼロになるように組み合わせると、

(23+47)+(18+52)=70+70=140

となります。他には、

25+26+27+28+29+30=?

などですが、順番に足していくよりも足して55となる組み合わせを3つ作ると速く終わりますよね。

(25+30)+(26+29)+(27+28)=55+55+55=165

こうやると速いよ、と教えたりすると、「おぉ〜!」と単純に感動してます。かわいい。

これ以外も色々な工夫が求められたりするので、割と厄介です。スモールステップなんてものは度外視していますよね。でも、特にへこたれずに繰り返していると、(親が教え過ぎなければ)子供がある時点で気づきを得て、ラージステップを良い意味で乗り越えられることもあるかと思います。

計算テスト以外にも、塾からは計算だけの宿題も出たりしています。少しずつですが、毎日こなすことで、以前より着実に計算は速くなっているので、継続は力なりだなあと実感しています。

まとめ

以上色々な方法を見てきました。どれが正解というものはないと思いますので、それぞれの性格や家庭の状況にあったものを選べば良いのではないのでしょうか(身も蓋もない結論)。うちは、あまり王道のくもんやそろばんをやっていないので、そういうケースではどういう苦労があって、どうやって解決していくんだろうという考察が今後もできれば良いなと思っています。

あとはあれですね。子供が計算を嫌にならないように気をつけないと。うちは嫌や〜といいつつ、できると楽しい〜って言って喜んでるので、今後も過負荷にならないようにまず楽しむのが目標ですね。

早期教育や中学受験の雑感

らるです。

1年前は早期教育や中学受験について全く知識がありませんでした。両親ともに、中学受験とは無縁の人生を送ってきました。小学校に上がってからも、以前から通っていた学習塾をなんとなく継続していましたが、ちょっと検索をしてみると世の中には早期教育ガチ勢がこれほど多いのかという事実に愕然としました。

例を挙げると、就学前から公文をどんどん進めているご家庭、小学生用の問題集を自宅で次々とこなしているご家庭、漢字検定・算数検定・英語検定などの様々なテストを受けまくっているご家庭など...

なんとなく中学受験はすることになるのかなあなんて漠然と考えていましたが、4年生から中学受験塾に入る人もいれば、それよりもっと早く入る人もいるし、入るまでにかなりの先取り教育をしている人もいると...

「一体どうしたらいいのでしょう?」

おそらく答えはないのだろうと思います。

漢字については以前からとても興味があるようで、読みだけならある程度難しいものも読めるようです。読書は元々好きなようですが、夏頃から地域の図書館に通うようになり、定期的に本を借りてきて、家で読んでいます。

算数についても、別に先取りをしているわけではなかったので計算は早くはないのですが、パズル的な思考力系の問題を考えるのは好きなようでした。小学校の宿題で計算がたくさん出て、四苦八苦しながらも徐々に速くなってきていて、当然ですができるようになるとますます好きになるようです。

参考にさせていただいているおてうさんのブログを読んで膝を打ったのですが、漢字を含めて知っていることが広がると、世界への解像度が広がるというのはその通りだと思いました。スパルタでやるつもりはさらさらないのですが、本人が世界を楽しむために親ができることは、ささやかなことで良いので、やってあげられると良いなと思います。

色々な先人たちのご経験を参考に試行錯誤した結果、紆余曲折ありましたが、現在は某中学受験塾に通っています。わからないことがあると駄々をこねたりすることもありますが、勉強は嫌いではないようなので、塾を利用しながらものんびりと進めていければなあと思っています。

以上、新年度の始まりに当たって、1年を振り返ってみての雑感でした。